グローバル化への対応――ブランド管理こそ急務
海外市場への進出が進み、グローバルでの広告宣伝活動やブランディングに取り組む企業も増えている。本調査結果からは4つの課題が明らかになった。
今回の調査では、「広告宣伝部門において、海外市場向けの広告展開やコミュニケーションに関する業務が含まれるか」について聞いたところ、81社中32社が「ある」と回答した。欧米やアジア、中国・東南アジア地域を中心に、現地法人などと連携しながらローカライズした広告展開を進めている企業が大半を占めた。
各社の課題についても自由回答を得ており、その内容は大きく4つに大別できる。(1)「ブランド管理・ブランド力の向上」という大きな枠組みのほか、(2)「現地向け広告展開のローカライズ」、(3)「現地スタッフとの連携やディレクション」、(4)「法規制や審査基準の違い」といった実務上の課題についても目立った。
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