WEB・デジタルへの対応
人材・組織・知識に課題
マーケティング・コミュニケーションにおいてデジタルを活用する環境は、以前と比べて格段に整ってきた。消費者のメディア接触行動に目を向けても、彼らにアプローチする手段として、WEB・デジタルが不可欠となっている。しかし、その活用が本格化するにつれ、現場が抱える課題も増えてきているようだ。
弊誌でも恒例となった「広告宣伝部門調査」。今年は特に、WEB・デジタル領域の広告・マーケティングへの取り組みについて、重きを置いて調査を進めた。協力いただいた企業は、業種業態、企業規模が異なる全81社。各社、WEB・デジタルへの取り組み状況は三者三様であり、現状抱えている課題についても多様な意見が聞かれた。なかでも特に目立ったのが、「組織体制や人材育成の課題」だ。
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