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メディア化する企業とコンテンツ戦略

WEBで、ファンが疑似体験 世界を舞台にした実証広告

富士重工業 SUBARU フォレスター「FORESTER LIVE」

旅を追体験する企画でファンと深くコミット

富士重工業が、新型SUV「フォレスター」のブランディング、およびプロモーションを目的に、昨年11月にスタートしたコミュニケーション・キャンペーン「FORESTER LIVE」。コンセプトは、"究極の実証広告"だ。2012年11月から2013年11月までの約1年間をかけて、世界五大陸・10万キロ、世界中のさまざまな道を走り、その様子を特設サイト、スマートフォンアプリ、テレビCMなどを通してリアルタイムに発信し、フォレスターの走行性能を実証しようというものだ。

キャンペーンの軸には、特設サイト「FORESTER LIVE.com」を据える。サイトと専用アプリでは、現地からの写真付きレポートをほぼ毎日アップしているほか、急勾配や雪道、山道など、世界各地の悪路での走行実験の様子を「実証映像」として公開している。キャラバンのクルーを務めるのは、"カー・マニア"を自称し、ドライバーやモータージャーナリストなど、さまざまな立場から自動車産業に携わる男性ユニット。1月上旬までにオーストラリア大陸2・1万キロ、4月中旬までにユーラシア大陸2・1万キロを走破し、5月以降はアフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸を巡り、11月初旬から中旬にはゴールとなる日本に到達する予定だ。

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