日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

オフィスに見る企業のコミュニケーション戦略

開業後初の移転でコミュニケーション強化 偶発的な会話からイノベーションを生み出す

ライフネット生命保険

リアルの価値が再認識される中、オフィスは企業にとってコミュニケーションツールとしての存在感を高めている。その戦略に迫った。

一日のはじまりに会話を生み出すコミュニケーションスペース

出社してドアを開けると目に飛び込んでくるサマルカンド(コミュニケーションスペースの名称。同社では旧オフィス時代から、シルクロードにおける東西の文化の結節点となる都市名に由来する「サマルカンド」というフリースペースを設けていた)。朝、ロッカーで身支度をしながら偶発的に会った従業員同士で会話が生まれる。また、全社朝礼や社内イベントなどでも活用している。

ライフネット生命保険は2024年11月、2008年の開業以来初となる本社オフィスの移転を行った。

同社ではコ...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

オフィスに見る企業のコミュニケーション戦略 の記事一覧

開業後初の移転でコミュニケーション強化 偶発的な会話からイノベーションを生み出す(この記事です)
組織再編しオフィス移転、対話を生む空間整備 社内コミュニケーション強化へ
全社員がワンフロアに集結 対話と価値創造の新拠点へ
シームレスな空間でコミュニケーション活性化 「自社らしさ」追求し従業員の士気高める
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する