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社内報のつくり方

会社方向性を分かりやすく、環境施策をRPGに見立てる

愛三工業

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は愛三工業の社内報制作の裏側に迫ります。

愛三工業『AIM』

愛知県大府市に本社のある自動車部品製造・販売会社、愛三工業の社内報が「AIM」。会社の方向性を分かりやすく伝え、従業員一人ひとりの頑張りに光を当て、職場・家族のコミュニケーションツールとなるのが目的。制作する同社経営企画部広報IR室の市川真希氏は「PCを使う事務/技術開発部門とPCを持たない工場における製造部門との情報格差は課題。両者に同じ情報を提供し会社のビジョンを共有するツールになることを目指しています」と話す。

2023年秋号では、同社の環境問題への取り組みをロールプレイングゲームに見立てて紹介した。厳しい排ガス規制に対応する製品開発を行った1970年代をスタート地点の近くに配置。2008年の「エネルギー転換で製造工程でも環境に配慮」などを経て、2023年の「カーボンニュートラル環境基盤方針を策定」に至る道筋を示した。「環境への対応は決して時の流行りに応じた動きではなく、我が社で長く取り組んできたこと。…

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