日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

2025年検討すべき広報テーマ・施策・体制は? 広報計画2025

タイミー「仕込み」投稿、兵庫県知事選巡る騒動 広報活動に関する炎上をどう受け止めたか?

コミュニケーションを通じ企業価値を高める役割を担う広報。だが広報活動に関する投稿がSNS上で炎上するケースが続き「広報自体がネガティブに扱われることに危機感を抱いている」との声が本特集の調査で寄せられている。業種の異なる広報担当5名が集まり、昨今の騒動をどう受け止めたか語り合った。

TOPICS

広報の投稿を発火点に炎上が加速

①2024年11月1日タイミー広報部長がXに「IPO前から仕込んできました『ガイアの夜明け』が今晩放送です!」と投稿。企業側が番組制作をコントロールしているような印象を与えることから物議を醸し、11月7日社長が不適切な表現があったとして謝罪投稿。

②兵庫県の斎藤元彦知事が11月17日に再選。11月20日、知事選に関してPR会社の代表がnoteに、広報全般を担ったとして詳細を投稿。その内容から公職選挙法に抵触するのではと指摘され報道が過熱。11月27日知事の代理人弁護士が記者会見を開いた。

普段使う言葉が火種に

A: スタートアップ企業の広報として個人アカウントで発信しているので、タイミーの炎上を見るのは辛く、誰がどんな視点でコメントしているのかを学ぶため投稿を保存し続けた。

B: 炎上した ...

あと80%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

2025年検討すべき広報テーマ・施策・体制は? 広報計画2025 の記事一覧

広報・PRに関する調査2025:103社の広報関連部門の実態とは?
広報・PRに関する調査2025:「メディア対応」課題と注力ポイント
広報・PRに関する調査2025:「コーポレートブランディング」の目的・成果のあった施策
広報・PRに関する調査2025:「SNS・オウンドメディア」採用目的での活用も増加
広報・PRに関する調査2025:「インターナルコミュニケーション」行動変容への繋げ方に課題
広報・PRに関する調査2025:「危機管理広報」あらためて“守りの広報”を考える
広報・PRに関する調査2025:「グローバル広報」文化やトレンドの異なる海外に向けた広報
広報・PRに関する調査2025:「サステナビリティ・ESG」持続的成長につながる戦略を
広報における効果測定 新たな取り組みは?
効果測定の指標選び、データ収集 課題となっていること
年間の広報計画の立て方 手順・項目・タイミングは?
外部に委託している業務は? 期待する成果についても調査
効果があった施策の工夫点は? 目的に応じた手段を選び取る
注目の事象、社会の動きをチェック 広報カレンダー2025
タイミー「仕込み」投稿、兵庫県知事選巡る騒動 広報活動に関する炎上をどう受け止めたか?(この記事です)
誌面で振り返る広報トレンド
広報担当者がおさえておきたいポイントは? 2024年PRイベントの潮流
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する