コミュニケーションを通じ企業価値を高める役割を担う広報。だが広報活動に関する投稿がSNS上で炎上するケースが続き「広報自体がネガティブに扱われることに危機感を抱いている」との声が本特集の調査で寄せられている。業種の異なる広報担当5名が集まり、昨今の騒動をどう受け止めたか語り合った。
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広報の投稿を発火点に炎上が加速
①2024年11月1日タイミー広報部長がXに「IPO前から仕込んできました『ガイアの夜明け』が今晩放送です!」と投稿。企業側が番組制作をコントロールしているような印象を与えることから物議を醸し、11月7日社長が不適切な表現があったとして謝罪投稿。
②兵庫県の斎藤元彦知事が11月17日に再選。11月20日、知事選に関してPR会社の代表がnoteに、広報全般を担ったとして詳細を投稿。その内容から公職選挙法に抵触するのではと指摘され報道が過熱。11月27日知事の代理人弁護士が記者会見を開いた。
普段使う言葉が火種に
A: スタートアップ企業の広報として個人アカウントで発信しているので、タイミーの炎上を見るのは辛く、誰がどんな視点でコメントしているのかを学ぶため投稿を保存し続けた。
B: 炎上した ...
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