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広報パーソンが考える自身のターニングポイント

従業員の企業ビジョンへの共感を重視しインターナルコミュニケーションに注力

横井理恵氏(生和コーポレーション)

様々な業務に向き合う広報パーソンは、“広報”をどのようにとらえ、どこに魅力を感じているのか。自身の転機を踏まえながら、広報観について聞く。

生和コーポレーションの広報室で社内外に向けた広報活動を行っている横井理恵氏。同氏は2023年11月に生和コーポレーションに入社した。それ以前は同社に広報の専任担当者はおらず、広報の立ち上げメンバーとしての入社だった。

「当社のメイン事業は土地活用事業であるため、お客さまは土地をお持ちの個人の方や法人となり、業務で直接かかわりのある層が限られています。そのような中で、例えば他社と競合になった場合や採用の場面において、企業に共感し、魅力を感じていただくことが重要になります。そうした課題を背景に、広報活動によってコーポレートブランドを強化することをミッションとして入社しました」と横井氏は話す。

まずは社内広報に注力

新たに広報活動を行っていく中で、横井氏はまずインターナルコミュニケーションに注力。2024年に2つのウェブ社内報を立ち上げた。ひとつは人事と連携して運用するグループ社内報「ふらっと」、もうひとつは事業方針などをタイムリーに発信する「SEIWABRIDGE」だ。

また社内報以外にも、部門間の...

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