ホームセンター大手カインズが、DIYの普及に向けて立ち上げたファンコミュニティ「CAINZ DIY Square」。コミュニティが活発化する多用な機能や仕掛けにより、4万人の会員を抱え、コミュニティ参加前後と比較し購入額増加にもつながっている。
1989年の創業以降、全国29都道府県下に243店舗(2024年11月末時点)を展開しているホームセンターのカインズ。
顧客との接点創出のために、DIY好き約4万人が集うファンコミュニティ「CAINZ DIY Square(カインズ DIY スクエア)」を運営している。その会員はコミュニティ参加前と比較し、購入額増加にも貢献しているという。
きっかけはプロジェクト設立
「CAINZ DIY Square」は、DIY好きが集い、DIYに関するコミュニケーションができるプラットフォームだ。オンラインに加え、リアルでも“つながる”機会を生み出すコンテンツを揃え、DIY仲間とDIYを楽しめる空間となっている。
設立されたのは、2021年11月のこと。カインズで2019年から始まった「DIYer(DIYに取り組む人)100万人プロジェクト」...
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