日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

大学広報ゼミナール

オープンキャンパスは最大の広報媒体

澁谷太輔(北海道武蔵女子大学・短期大学)

こんにちは、北海道武蔵女子大学・短期大学澁谷です。2024年7月より北海道武蔵女子大学・短期大学で入試広報を担当しています。

前回に続き、大学募集における「営業」の軸であるオープンキャンパスについてお話しします。私が北海道武蔵女子大学・短期大学に転職して以降、これまでオープンキャンパスは8月、9月、11月と3回行いました。元々、北海道武蔵女子はオープンキャンパスで「エールズ」という学生スタッフ団体が高校生に「寄り添う」という形のスタイルをとっていました。

今ではほとんどの大学がオープンキャンパスに在学生を動員し「学生スタッフ(いわゆるガクスタ)」「オープンキャンパススタッフ」という形で入り口からの誘導、相談会、お見送りの役割を担っています。高校生にとってオープンキャンパスとは大学に初めて訪れ、模擬授業を受け、もしかしたら選抜のための試験などもある「緊張の極地」かもしれません。そんなオープンキャンパスにおいて、高校生が安心でき、効果を最大化する方法を戸板女子短期大学時代から考えていました。

効果の最大化に向けた3つのポイント

前回もお伝えしたように、オープンキャンパスは最強の武器。ポイントは3つあると考えています。...

あと81%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

大学広報ゼミナール の記事一覧

オープンキャンパスは最大の広報媒体(この記事です)
学生広報スタッフを育て高校生の憧れの存在に
大学の常識を疑う高校生目線で広報を整頓
東京の短大から地方大学広報への挑戦
美大広報のこれから 美大への誤解を解き美術教育の本質を伝える
美大の情報発信に迫る 美大のイメージを刷新する昨今の広報事例を紹介
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する