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広報パーソンが考える自身のターニングポイント

経営戦略と広報戦略はイコール 社会に対するアクションを生み出したい

増田佳子氏(スターバックス コーヒー ジャパン)

様々な業務に向き合う広報パーソンは、“広報”をどのようにとらえ、どこに魅力を感じているのか。自身の転機を踏まえながら、広報観について聞く。

スターバックス コーヒー ジャパンの広報部 企業広報チームでマネージャーを務める増田佳子氏。企業広報チームでは、企業ブランドにかかわる情報の社外発信やメディア対応、インターナル広報、危機管理広報などの業務を担っている。

周囲の推薦で広報室に異動

増田氏が初めて広報業務に携わったのは、新卒で入社したトリンプ・インターナショナル・ジャパンでのこと。入社1年目は役員室に配属され、社長直下で秘書業務のアシスタントを行っていた。その後、商品企画部門に異動したが、増田氏が入社3年目のタイミングで広報室が人員を拡大することに。その際、増田氏が役員室に所属していた頃にコミュニケーションをとる機会があった当時の広報室長から「広報に向いているのではないか」とオファーがあった。

「当時は、“広報”と聞いてもメディアの方とのコミュニケーションをとったり社内報をつくったりする業務、というイメージで深く理解はしていませんでした。…

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