自治体の広報担当者に、実施した広報施策の背景や効果をヒアリング。自治体における広報の役割について探ります。
川崎市は1924年の市制施行から、2024年、100周年を迎えました。人口は155万人を超え、いまも増加を続けています。転入してくる方が多い一方、短期間で市外に転出する人もいる都市部では、人々の交流は希薄になりがちです。しかし川崎市は東海道に川崎宿が起立された江戸時代から、この土地に来たばかりの人も歓迎し、出ていった人ともつながりを保つ優しさと、多様なものを受け入れる心を持つ土地柄があります。
この特色を活かし、市制100周年記念事業では、人と人とのつながり、まちなかで行われている様々な取り組み(アクション)の掛け合わせにより、市民の皆さんに川崎をもっと「知って」「関わって」、そして「好きになって」もらう取り組みを進めています。
まず、...
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