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社内報のつくり方

各社窓口担当から情報を収集 異なる文化のグループ各社、相互理解を深め一体感醸成

三井倉庫グループ

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は三井倉庫グループの社内報制作の裏側に迫ります。

三井倉庫グループ 『三井倉苑』

三井倉庫グループ企業、国内外全従業員に向けて制作・発行されているのが『三井倉苑』。英語版についてはPDF形式で配布されている。発行目的は、経営方針の共有とグループ情報のアーカイブ化、異なる文化を持つ各社の相互理解を深め、グループの一体感醸成と共にその未来を考える場を創出することだ。

各社のニュースを扱うのが「Topics」のコーナー。2024年4月発行号では、三井倉庫中部支社のクリスマスパーティー開催の様子や、三井倉庫エクスプレスが外部企業主催の異業種交流会で企業PRを行ったこと、丸協運輸の飲酒運転撲滅運動の取り組みなど、グループ各社の様々な動きを伝える。「このコーナーでは、掲載内容や件数を限定せずにグループ内から上がってきた記事は全て掲載しています。ページ数調整のため予備の企画を常に持つように努力しています」と三井倉庫ホールディングス経営企画部広報室長の牧野佐知子氏は話す。各社に広報部門があるわけではないため、情報収集にあたっては、各事業会社に...

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