報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。
2024年4月からスタートした『鈴木おさむ 月曜日の社長』。3月で放送作家・脚本家を引退した鈴木氏と投資家の三鬼紘太郎氏が出演する番組だ。鈴木氏が月曜日にしか営業しない喫茶店の常連客、三鬼氏がその経営者という設定で、毎週企業の社長を迎えてトークする。「当初は経済番組としての編成を予定していましたが、『社長に絞った方が面白いのでは』というおさむさんの意見を取り入れて現在の形になりました」とプロデューサーの松川哲也氏(ニッポン放送)は話す。
どのような社長にゲスト出演を依頼しているのか。「それぞれの業界に対して『強い風』を吹かせるなど何らかの仕掛けをしている社長に登場いただきたいと思っています。また年齢のみでなく様々な意味で『若い』ことも重要」と松川氏。ディレクターの寺尾改氏は「あまりビジネス臭の強くない、あくまで社長個人のキャラクターが伝わる番組にしていきたいです」と話す。
6月3日と17日にはZ世代向けにD2Cを中心とした…
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