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長寿企業の極意・周年イヤーの迎え方

経営統合後、初めての周年事業を実施 グローバル全体で誇りと自信を共有

コニカミノルタ

社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学びます。

コニカミノルタ
1873年創業

1873年に杉浦六三郎氏が曽祖父の始めた薬種問屋「小西屋六兵衛店」(東京・麹町)で石版・ 写真器材の取り扱いを開始。1903年には国産初のブランド付量産カメラ「チェリー手提用暗函」を発売。2003年にミノルタと経営統合を実施し、コニカミノルタホールディングスを発足。2013年に社名変更。世界150カ国以上で事業を展開。

ニカミノルタが2023年に創業150周年を迎えた。コニカとミノルタが経営統合を実施してから20年の節目でもある。

150周年のキーワードはすべてのステークホルダーへの「感謝」、自社の過去・現在・未来を通じた「誇りと自信」、そして新たな姿への「進化」。周年期間は2023年度の1年間に設定した。

プロジェクトチームの事務局は日本に設置したが、グローバルを含めたグループの全社員の連帯とエンゲージメント向上を図るべく、企画検討段階から海外の広報宣伝部門や海外の自社グループ広告会社と協同して情報を発信してきた。

スタートラインを体現した広告

「150年の歴史を含め自分たちが何者であるかを理解し、自分の...

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