報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

ファッションやアート、デザインなどのクリエイティブから、映画や音楽といったカルチャー、腕時計やカメラといったプロダクトまで、毎号ジャンルレスの特集で届けているカルチャー誌『Pen』(CCCメディアハウス)。
ターゲットは知的好奇心の高い男性。30~40代がメインだが、20代、50代以上までと幅広い読者を抱えている。男女比は7:3程度だが、特集内容によっては女性の比率が高くなることも多い。


AIによるシンギュラリティが近づく中、変革が求められている教育。2024年4月号では、国内外の「新しい学校」を紹介し、未来を見据えた26校の挑戦の姿を追った。
未来のクリエイションに着目
『Pen』で過去に特集されたテーマを挙げると、「新しい学校」「戦国武将」「Mr.Children」「ウルトラマン」「仮面ライダー」と非常に幅広い。一見するとアートやデザインの範疇には収まりきらないもののようにも思えるが、すべて「クリエイティビティ」というキーワードが根底にある。
編集長の石川康太氏は、「世の中を刺激したり、知的好奇心に訴えかけたりするものがクリエイションであると考えています。知っているつもりだけど新しい発見があったり、新たな角度で評価されたり、隠れた物語があったり...
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