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オウンドメディアの現場から

「分かりやすく」にこだわり 商談活用し全員広報への一歩に

堀場製作所「HORIBA Talk」

自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。



DATA
URL https://www.horiba.com/jpn/company/about-horiba/horiba-talk/
開設 2021年1月
所管部署(うち担当者数) コーポレートコミュニケーション室(8人)
コンセプト おしゃべり感覚の情報発信―HORIBAと「はかる」をもっと身近に
制作体制 季節ごとのイベントや展示会などを見越して立てた年間計画を基軸に、隔週で実施する編集会議で改めて企画や投稿スケジュールを議論する。取材・執筆・撮影・入稿まですべて内製で制作している。
更新頻度 月3本
総記事数 約110本
PV数 約6000PV/月
CMS TYPO3
効果測定 PV数や滞在時間のほか、社内外からの反響を重視している。

分析・計測機器の総合メーカーの堀場製作所。同社は2021年にコーポレートサイトをリニューアルし、サイト内に「HORIBA Talk」を立ち上げた。同社ではこれまでに「GAIAPRESS」や「ぶんせきcafé」「はかる場」などのメディアを運営。いずれも、計測技術を科学面・製品面・日常面と多角的な切り口で紹介し、同社の魅力発信を続けてきた。

「HORIBA Talk」では、それらのメディアのDNAを受け継ぎつつも、学生を含む潜在顧客層など、より多様な読者を獲得することを目的に幅広く発信する方針だ。編集を担当するコーポレートコミュニケーション室 の吉川智子氏は「HORIBA Talkという名前の通り、“おしゃべり感覚の情報発信”で読者に当社を身近に感じてほしいというコンセプトで制作しています。編集部内も“ワイガヤ”で活発にコミュニケーションを取りながら進めています」とした...

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