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社内報のつくり方

男性社員の育休取得対談 新人がDX解説を連載執筆

TD Holdings

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はTD Holdingsの社内報制作の裏側に迫ります。

TD Holdings『たまごとじ』



制御盤事業に加えてインフラネットワーク事業、介護福祉システム事業など多岐にわたる事業展開を行うTD Holdingsの社内報が『たまごとじ』。「会社の規模が大きくなり社員が増えていく中、各事業の仕事や取り組みを社員に伝え、社員同士がお互いの考えや人となりを知るツールとして創刊しました」とTD Holdingsマーケティングチームデザイン担当戸谷氏は語る。

毎号社員に直接手渡し、家族にも郵送する。「社員のご家族も読むので、専門的な知識がなくても理解できるようにやわらかい文体にし、図などを入れて解説します」と戸谷氏。またリクルーティングにも活かせるよう、自社HPでバックナンバーも閲覧できる。

2023年6月号では2人のリーダー社員が同社グループで男性として初めて育児休暇を取ったことを振り返る対談を掲載した。「奥さんがどれだけ大変かよく分かった」「自身がいない間の業務をメンバーたちが協力して進めてくれてよかった」と語り合う。「この対談はお互い異なる部門で多忙なリーダー職の社員が近い時期に育児休暇を取ったので多くの社員にもモデルケースとなると思い特集を組みました」と戸谷氏は話す。

リーダー社員2人が取った育児休暇(23年6月号)
同社で男性社員として初の育児休暇を取った2人のリーダーが、「育休は絶対取った方がいいです」などと語り合う。

連載「ゼロからのDX」は新卒入社1年目の社員が原稿を執筆。「誰が言い出したDX?」「DXとセキュリティリスク」など、新人が毎月DXの基礎知識を紹介。コラムを書くことで執筆者自身も学びを深めていく研修的な要素もあったという。「成熟した専門分野の社員が書くよりも読者になじみやすいのではと企画しました」と戸谷氏は話す...

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