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広報担当者のためのサステナビリティ実践ノート

小説形式でサステナビリティへの姿勢『伝わる』発信を

ユーグレナ

サステナビリティは企業価値の向上に欠かせない視点。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

「Sustainability First(サステナビリティファースト)」を掲げ、事業を通じて社会課題の解決を目指すユーグレナ。その姿勢を広く伝えるため、2022年12月22日に“サステナビリティ”をテーマにした短編小説「SF(サステナビリティフィクション)小説」を特設サイトに公開した。

小説は、早川書房の協力のもと制作。「経営も、小説も、始まりは空想から。」をコンセプトに、出雲充代表取締役社長はじめ経営陣が抱く、100年後の会社や社会に関する「超長期経営“空想”」を4人の作家が形にした。一例として、『貧困の博物館』は出雲代表が作家の田丸雅智氏とのタッグで生み出した。テーマは、貧困が滅んだ世界に残る「新たな貧困」。かつての途上国の暮らしを再現した「貧困体験プログラム」を通じて100年先の世界を変えるためのヒントを探っていく物語だ。

このように何世代も先の未来の予測(空想)を伝えることで、“真”の「サステナビリティ」に向き合ってきた同社の経営計画やビジョンを社会に周知することを目指している。

具体的な「SFの狙いは2点あります」とユーグレナ 広報宣伝部部長の北見裕介氏。1点目は…

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