メディアの取材を増やす広報の10の原則
広報の全体戦略にもとづき、どのようなメディア露出を狙うのか。その具体的な施策を考えるにあたり、そもそもメディアが「取り上げたくなる」原則を押さえておくと、企画が立てやすくなります。
取材がグンと増える上手い広報が実践していること
メディアからの取材依頼を受けたものの、思い通りに行かなかった⋯⋯。しかし、そうした経験から新たなアイデアが生まれることも。広報担当者に、取材対応で苦戦したときのエピソードと、その後について聞きました。
BtoBの人材育成会社で、テレビから「若手の離職で悩んでいる企業を紹介してほしい」との取材依頼をいただきました。もちろん当社のお客様に当該企業はありますが、「若手が辞めていく会社」というネガティブな内容では失礼に当たると経営陣からも言われ、そのとおりだと思い、記者さんにその旨を相談してみた結果、「若手の離職で悩んでいたが、こんな対策をして今は改善している」というところまで取材していただけることになりました。取材する側、取材される側、双方のデメリットにならない調整が大事だと学びました。
教育事業会社で、思春期の性教育についてテレビ露出しましたが、実際は幼稚園・小学校の子どもへの性教育がメイン事業なので、会社としては露出メリットがあまりないかもと思いながら、そのオンエアを...