日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

取材がグンと増える上手い広報が実践していること

メディア側の視点、媒体特性を理解する―『よるのブランチ』編

『よるのブランチ』(TBS)

メディアリレーションの基本は、相手をよく知ることから始まる。各媒体では、企業からの情報提供のどこを見ているのか。編集方針や企画ができるまでの流れを知れば、広報のアプローチも変わってくる。今回は『よるのブランチ』プロデューサーに聞く。

MCは、ミキ昴生亜生パンサー向井慧がつとめる。



  • コンセプト
    “次くる”トレンド情報をいち早く紹介する
  • ターゲット
    10代後半から大学生までのZ世代がメイン
  • 取材の選出方針
    まだ世の中には有名になっていない、これからバズりそうなもの

──どのような企業・商品が取材対象になるのか、教えてください。

『王様のブランチ』の“よる版”としてスタートした『よるのブランチ』では、“Z世代に響く次くる情報”を発信しています。出演タレントも今売れている!というよりは「ネクストブレイク」的な要素が強いのが特徴。

また、私は『王様のブランチ』も担当していますが、『王様のブランチ』では採用されなかったネタを、『よるのブランチ』で取り上げたりもします。もちろん多くの人に見てもらうことが第一ではあるので、それにあった人選や一緒に紹介するネタで調整することはありますが、『王様のブランチ』と比較して、「まだ有名になっていない」ものも取り上げるチャレンジをしています。テレビでありながらも、SNSのような“これからの流行”が分かるといった雰囲気は番組全体としてとても大切にしています。

また...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

取材がグンと増える上手い広報が実践していること の記事一覧

メディアリレーションの機会が広がる 2023年トレンド・キーワード
ヒヤリ!とした取材対応その後、どう動いた?
「メディア向け勉強会」のはじめ方
メディア側の視点、媒体特性を理解する―『企業の遺伝子』編
メディア側の視点、媒体特性を理解する―『週刊エコノミスト』編
メディア側の視点、媒体特性を理解する―『よるのブランチ』編(この記事です)
メディア側の視点、媒体特性を理解する―『ウワサのお客さま』編
メディア側の視点、媒体特性を理解する―『日経MJ』編
番組制作側を助ける柔軟な広報 丁寧な対応が次につながる
「ギャル」を「硬派なメディア」に提供 価値が伝わる見せ方を重視
創業物語と共に社内制度アピール 社内の協力体制が素早い対応生む
再生数1億超えの「カバ動画」機にメディア露出増え来園数過去最大
自治体「初」のAI職員採用などエンタメ性と対応力で話題化多数
自社製品と社会課題をつなげる メディアの関心集めた施策の裏側
店舗取材に社長が登場 トップ自ら語り企業イメージ拡散
当事者の声で説得力アップ 露出効果を最大化する事後対応
地域メディアへの訴求で課題解決 企業の印象づけを
メディアの取材を増やす広報の10の原則
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する