メディアの取材を増やす広報の10の原則
広報の全体戦略にもとづき、どのようなメディア露出を狙うのか。その具体的な施策を考えるにあたり、そもそもメディアが「取り上げたくなる」原則を押さえておくと、企画が立てやすくなります。
取材がグンと増える上手い広報が実践していること
メディアリレーションの基本は、相手をよく知ることから始まる。各媒体では、企業からの情報提供のどこを見ているのか。編集方針や企画ができるまでの流れを知れば、広報のアプローチも変わってくる。今回は『日経MJ』編集長に聞く。
経済ニュースから「世間」を見る。これを意識しています。例えば「値上げ」について取り上げるなら、当然、各社の値上げ状況も見ますが、食卓のメニューがどう変わってきているかも取材し、家にある食材で済ませる「アルモンデ」という投稿が増加していることを記事化しました。日本経済新聞本紙とは違う媒体なので、「面白くて役に立つ」視点を重視するのは、創刊当時からの方針です。
2022年4月8日付「私、育ちは葛飾・タワマン」の記事では、下町のイメージが強い東京東部のタワーマンション事情に注目。東京都心の...