メディアの取材を増やす広報の10の原則
広報の全体戦略にもとづき、どのようなメディア露出を狙うのか。その具体的な施策を考えるにあたり、そもそもメディアが「取り上げたくなる」原則を押さえておくと、企画が立てやすくなります。
取材がグンと増える上手い広報が実践していること
長崎県にある動物園「長崎バイオパーク」を運営するバイオパークはYouTubeはじめSNSの使い分けにより、ファン獲得やメディア露出に貢献。2022年には過去最大の来園者数を記録している。
❶ YouTubeやTikTokのバズ動画で話題化!メディア露出につなげる
❷ 「あの動画のような画が撮りたい」SNS動画がメディアの「企画サンプル」として機能
YouTubeで累計再生回数1億6000万回に昇っている「カバがスイカをまるごと食べる動画」。タイトルに「ASMR」(咀嚼音など耳心地が良い音声にこだわった動画ジャンル)とつけ、検索性も高めている。
柵が無く、動物たちが自由に暮らす環境の中で、動物たちとのふれあいを楽しめる動物園「長崎バイオパーク」。「動物の世界にお客様がお邪魔するスタイルの動物園」を掲げ、YouTubeを中心にTwitter、Facebook、Instagram、TikTokと各SNSを使い分け、多数のメディア露出や国内外を問わない多くのファンを獲得している。
「現在の活動のきっかけになったのは、『カバがスイカをまるごと食べる動画』でした。長崎バイオパークの特色である『動物とのふれあい』を...