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大学広報最前線

ステレオタイプな誤解を解き真の姿伝える、多摩美術大学の広報

多摩美術大学

強化している広報ツール、広報体制などを各大学の広報担当者に直撃。研究機関としての魅力、SDGsや地域社会への貢献、動画を活用した入試広報など、大学広報の今に迫ります。

多摩美術大学 DATA
創立年 1935年
学生数 4721人(2022年5月1日現在)
所在地 上野毛キャンパス(本部・大学院・美術学部)東京都世田谷区上野毛、八王子キャンパス(大学院・美術学部)東京都八王子市鑓水
広報体制 11名(課長1名、広報担当2名、入試広報担当4名、オウンドメディア担当4名)

不確実性の高まる時代、機械やAIでは代替できない創造性・感性・企画力などを生み出す能力を持つ人材が求められ、アートやデザイン力を持った人材へのニーズも高まっています。

多摩美術大学は、人気企業ランキングトップ100社のうち半数の企業に就職実績があり、就職率も2022年3月の大卒就職率74.5%を大きく上回る90%。就職者の72%は、デザイン・クリエイティブ職で、15%を占める総合職も、企画、広報、宣伝、開発など学びを活かした仕事に就く学生がほとんどです。グローバルな総合コンサルティング会社からの求人なども増えています。

にもかかわらず、美大は、絵をうまく描きたい人が行くところ、教員になれないと就職先がない、将来が不安定など、ステレオタイプな誤解が根強いのが実情。現実は真逆です。当大学で4年間を過ごす一番の意義は、課題を発見し、表現で新たな価値を創造することにより、課題解決力を身につけること。真の姿がまったく世間に伝わっていないことが大きな課題と...

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