日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

メディアの現場から

社会の仕組みをかみ砕く『読売KODOMO新聞』の編集方針は

『読売KODOMO新聞』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『読売KODOMO新聞』編集室 DATA
  • 部数:21万5779部【日本ABC協会「新聞発行社レポート2022年5月」】
  • 創刊:2011年
  • 発行:毎週木曜
  • 購読料:月額550円(税込み)
  • 形態:タブロイド判
  • 『読売KODOMO新聞』は世の中の動きや役立つ知識を伝える、発行部数NO.1の小学生向け新聞。主な読者層は小学3年生から6年生だ。「子どもの『なぜ』に丁寧に応えるためニュースに関連する社会の仕組みや位置づけまでかみ砕いて説明します」と石川剛編集長は話す。

    たとえば「円安」とそれに伴う「値上げ」を伝える記事では、駄菓子屋の店主に話を聞き、輸入小麦や油の価格高騰で1袋20円だったスナック菓子が30円になるなど商品が軒並み値上がりしていることを身近な事例を使って説明している。

    2023年1月19日付けの特集記事「代替肉いかが?」では大豆ミートを使ったバーガーを提供するコメダ珈琲店の新店舗「KOMEDA is □」やスーパーでも見かけるようになった大豆で作られたから揚げなどを取り上げ、代替肉市場の動向を伝えた。また、背景にある食料不足の問題や、代替肉を使えば飼料用の農地を広げるための...

    あと60%

    この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

    お得なセットプランへの申込みはこちら

    メディアの現場から の記事一覧

    社会の仕組みをかみ砕く『読売KODOMO新聞』の編集方針は(この記事です)
    Z世代を掴むビジュアルと人選 メンズ美容も基礎から応用まで
    花のビジネス誌『フローリスト』業界情報や経営記事を届ける、その方針は?
    日本版創刊10周年 社会を動かす女性に力を与える
    リスナー意識を調査数字で紹介、TOKYO FM『ONE MORNING』
    妊娠期別の3冊体制に新創刊 パパ向け特集のニーズ増加
    『魔改造の夜』エンジニアへの密着取材は1カ月半
    働く女性を全方位から応援 仕事・生き方の悩みに寄り添う
    今の話題でみんなをつなぐ『パンサー向井の#ふらっと』編集方針は?
    時代に合った切り口とリサーチ 女性たちへ確かな情報届ける
    トップのプライベートも取材『健康産業流通新聞』の編集方針は?
    126年の歴史ある経済週刊誌 厳しい局面こそ正面取材を徹底
    広報会議Topへ戻る

    無料で読める「本日の記事」を
    メールでお届けします。

    メールマガジンに登録する