市区町村で発行している広報誌は今、どのような切り口で情報を届けているのか?同様のテーマを扱う広報誌から情報の届け方の工夫を探る。
障害者がよく利用している、市内の店舗が登場
テーマ
見えない壁を取り除こう
『広報ちがさき』2022年12月号 神奈川県茅ヶ崎市

2021年の障害者差別解消法改正で、2024年までに民間事業者に合理的配慮の提供が義務付けられる。紙面では事業者側に「ウエルカムな気持ちが大切」など心がけていることをインタビュー。表紙にはバリアフリー対応した美容室の店長と車いすの顧客の写真が写る。「ハード整備だけでなく、障害に対する理解と日常的に声がけすることが重要だと伝えたい。
発行後『表紙に当事者が出演するなど理解が促進される取り上げられ方は嬉しい』との反響があった」(企画部秘書広報課)。事例で紹介した店にも反響があったと...
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