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担当者が語るIRの現場

第三者視点を取り入れた、安川電機の柔軟なIR活動

安川電機

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

経営層へのIRミーティングのフィードバックで実際に使われたスライド。

バーチャルロボット事業説明会の様子。

安川電機は、「産業用ロボット」「ACサーボモータ」「インバータ」を主力としたBtoB向けメカトロニクス製品の製造を行うメーカーです。広報・IR部のミッションは、「グループのPR・IR活動を創出し、その成果を最大化することで企業価値の向上を図り、この実現のため広報・IR部の機能を進化・成長させる」こと。

PR活動では社外への経営戦略等の情報発信と社内への経営方針・理念の浸透を図り、IR活動では社外に対し成長戦略の訴求や非財務情報の積極開示を行い、社内へは市場評価への理解促進を図るなど、「社外の認知・信頼」と「従業員の求心力」の向上を目指しています。

当社のIR活動は7つの第三者評価をKGIに据えており、日本IR協議会や大和IR、日本証券アナリスト協会からの評価などはもちろん、年に1回行うアナリストアンケートや経営陣への満足度アンケートについても推移をまとめ、次年度のIR活動の改善につなげています。このうち、経営陣へのアンケートについては、アナリストレポートや決算発表の質疑要約、IR関連の取材で多かった質問事項の...

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