「不祥事ランキング2022」発表
2022年は、謝罪会見の内容が「他人事」「責任逃れ」と批判を浴びた事故が1位、2位となりました。また苦情への対応を怠った結果、企業イメージが悪化したケースも見られ、いずれも、当事者意識の欠如が生活者からの印象を悪化させています。そのほかSNS投稿を機に事態が明るみになったケースも目立ちました。
危機管理と広報対応
謝罪にまつわる生活者の意識調査をピックアップ。企業の信頼回復に向けては、生活者の反応を意識し、社会的な視点から対応することが求められるため、こうしたデータも参考にしておきたい。
取材協力:クオカード
クオカードは「謝罪に関する実態調査」を実施した。企業から謝罪された経験のある一般消費者へ「謝罪を受けた理由」を聞く質問では、8割が「個人情報の漏洩」と回答。「企業が謝罪をする際に重視すること」は、「迅速な対応」が最も多かった。「企業からの謝罪時に何を受け取りたいか*」については...