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担当者が語るIRの現場

J. フロントのIRの現場は積極的な情報開示を重要視

J. フロント リテイリング

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

J. フロント リテイリング2022年統合報告書の表紙。

J. フロント リテイリングのROIC目標。

J. フロント リテイリングは、2007年に百貨店の大丸と松坂屋ホールディングスが経営統合した際に設立された持株会社です。主力事業である百貨店、PARCOを運営するショッピングセンター事業はコロナウイルス感染症の影響を最も強く受けている業態のひとつですが、現在2021年度からスタートした中期経営計画を推進しています。本計画では、コロナ禍前の業績水準への「完全復活」を果たし、2030年を見据えた「グループ再成長」への道筋の明確化を掲げています。

当社のIRミッションは、株主・投資家との対話を通じて経営方針や戦略の理解促進を図り、資本市場から適正評価を得ること。基本方針として「ステークホルダーとの信頼関係を維持・発展させるため、当社に関する重要な情報を正確に分かりやすく、公平かつ適時・適切に開示することで、経営の透明性を高めるとともに、当社への理解を深めていただくことを目的とする」と明文化しています。

IR活動の起点は、「積極的な情報開示」と考えています。積極的に適切な情報開示を...

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