BtoB広報がより重要に 社会的な関心集める「アジェンダ」設定とは
市場が成熟し製品やサービスなどでの差別化が難しくなった時代において、企業成長を続けるには、社会的な関心を捉えた「アジェンダ」(議題や課題)を設定し、それに応える企業の存在意義「ソーシャルメッセージ」を発信することが効果的だ。
BtoB広報の実践
次世代広報/社会的役割/企業認知の向上/従業員エンゲージメント向上/キッザニア
「キッザニア福岡」に出展したパビリオン「配電テクニカルセンター」。
DATA | |
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創業年 | 2019年 |
従業員数 | 5240名(2022年3月現在) |
広報体制 | 企画総務本部総務グループ16名(内 広報1名) |
九州電力送配電は7月31日、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」の開業に合わせてパビリオンを出展した。認知向上に加え、企業の社会的役割を伝えることで従業員のモチベーションが高まるなど社内にもポジティブな影響が広がっている。
台風などの自然災害が多い九州エリアの特性をふまえ、同社のパビリオン「配電テクニカルセンター」では、台風などの自然災害で影響を...