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SDGs実践ノート

「SDGsをもっと身近に」広報誌で発信、創心會グループ

創心會グループ

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

利用者や従業員などに配布している広報誌「PRIDEsign」。連載「SDGsな人」では、毎号1人の社員にフォーカスを当て、SDGsにつながる生活や仕事への向き合い方をインタビューしている。

岡山県を中心に介護事業などを展開する創心會グループ。2020年をSDGs元年と位置付け、健康長寿社会の実現に向けて要介護高齢者たちへのリハビリケアサービスを提供している。

同社は、岡山市が2014年度から開始した「デイサービス改善インセンティブ事業」に参画。本事業は介護サービスを通じて利用者の生活機能を維持・改善させたデイサービス事業所の上位10社を表彰しているもので、創心會は2019年から3年連続で表彰されている。

同社広報CSR部長の河﨑崇史氏によれば、同社の介護サービスは「手厚く・優しく、不自由なことをすべて取って代わるものではない」という。利用者と「20年先はどういう生活をしていたいか」「どういう亡くなり方を理想としているか」を対話して、そこから逆算した適切なケアを行う。

「医療・介護サービスを使う頻度を少しでも減らし、介護予防や生活機能の改善・維持を支援することで、ご利用者様やご家族様の生活の持続可能性を支える。これにより、持続可能な社会保障制度へも...

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