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メディアの現場から

電力・エネルギー関連の専門紙『電気新聞』の編集方針は?

『電気新聞』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『電気新聞』編集局DATA

  • 部数:7万1800部
  • 発行:日刊(土日・祝日休刊)
  • 購読料:新聞宅配プラン月4860円(税込)
  • 創刊:1907年
  • 形態:ブランケット判
    ※「電気新聞デジタル」は2017年1月から発行開始。本紙紙面をデジタルデバイスで読める。電子版のみの購読料は月4950円(税込)。
  • 業種別読者層:
  • 『電気新聞』は、電力・エネルギーを中心に電機、通信、電設、建設・工事の最新ニュースを提供する日刊専門紙。

    2022年6月7日付「ニュースインタビュー」コーナーでは経産省・資源エネルギー庁資源・燃料部長の定光裕樹氏が登場した。ウクライナ危機で資源高に拍車がかかり「今まで経験したことのないほど、燃料の安定供給に対してリスクが高まっている」と語った。6月9日付「この人と1時間」では大阪ガスの若手主体事業アイデア創出プログラム運営を担当する同社イノベーション推進部富田翔氏に取材。ゆるネタ投稿アプリの「ラムネ」など新規アイデアを社内で通していく方法論などを明かした。

    電気新聞編集局長の圓浄加奈子氏は「人物インタビュー欄は、他に『社長に聞く』や『新社長インタビュー』など多岐にわたってあります。『この人と1時間』は本業以外でも、趣味やスポーツでの活躍など、エネルギー業界で働く人の知られざる一面を紹介する企画です」と話す。

    7月20日付の産業・テクノロジー面では、商用車の電動化を目指す自動車メーカー各社による合弁会社、コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)が電動車580台による大規模社会実験を広域的に行うと発表したことを取り上げた。

    また7月7日付ではNECが橋の異常をAIで検知解析して目視では判別しづらい異常なたわみを見つけ出す新技術を開発したと報じた。電機関連など周辺産業については「新製品情報をそのまま載せることはありませんが、業界全体に...

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