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担当者が語るIRの現場

「生」の声にこだわる 双日のIRの現場

双日

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

「日経統合報告書アワード」の表彰式に登壇した代表取締役社長 藤本昌義氏。

双日は、ニチメン、日商岩井をルーツに持ち、国内外約400社の関係会社とともに、幅広いビジネスを展開している総合商社です。

2021年4月にスタートした中期経営計画2023 -Start of the Next Decade-(以下、中計)では、2030年に目指す姿として「事業や人材を創造し続ける総合商社」を掲げました。必要なモノ・サービスを必要なところに提供することを総合商社の使命と捉え、持続的な価値創造による企業価値向上に取り組んでいます。

当社IR室は、証券アナリストや国内外の機関投資家をはじめとした市場との対話の他に、株主総会の事務局を担当していることが特徴です。機関投資家にて議決権行使の賛否を判断する担当者との対話も全面的に行っています。Invest or RelationとShareholder Relationの両輪で、市場との対話実績を積み重ねてきたことが強みのひとつともいえます。

当社ではPBRが1倍割れであることを課題としており、中計でもPBR1倍超を定量目標のひとつに掲げています。これを実現すべく、稼ぐ力の向上と資本コストを低減させることを、重要な...

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