企業のESG情報の発信は、投資家や生活者がブランドを選ぶうえで重要な要素になっている。その発信強化を支援するのが、ESGオウンドメディアの構築・運用を行うスマートメディアだ。オウンドメディアを通じてどのようなことが実現できるのか。
「自社のESG関連情報をもっと発信したいが、なかなかニュースに取り上げてもらえない」「時事性がないのでプレスリリースがつくりにくい」「サステナビリティレポートやコーポレートサイトで情報開示はしているものの、タイムリーさに欠け、コンテンツが点在してしまっている」。そんな広報担当者の課題にこたえ、オウンドメディアを通じてESGに関連する記事をステークホルダーに適切に発信していくサービスがある。それが、スマートメディアが提供する「Ownd for ESG」だ。
リリースに転用、SNS広告も
これまで700サイト以上のオウンドメディアを構築、成長させてきたスマートメディア。ウェブマガジンを運営するメディア企業でもあるため、プロ編集者の視点から、読み手の関心を引く親しみやすいESG情報の切り口を企業に提案している。
メディア統括ディレクターの松本博幸氏は「統合報告書を作成するのはハードルが高いと感じている企業も、オウンドメディアでの発信なら導入しやすく効率もいい。オウンドメディアで記事化すれば、原稿や撮影した画像をプレスリリースに活用でき、記事をSNS広告で拡散することもできます。オウンドメディアでの発信が、ニュースでの引用や取材につながるケースもあります」と話す。
ESGコンサルや体制づくりも
「Ownd for ESG」では、まず、企業が抱えているESG関連の課題や情報開示の現状、競合と比較し不足しているコンテンツを洗い出し、どのステークホルダーにどんな情報を正しく伝えていきたいか、戦略を設計するところから始める。投資家向けの情報開示を検討している企業向けには、ESGコンサルティングも提供している。
また記事制作においては、同社が開発したCMS「クリップキット」を使用。特別なスキルは不要だ。社内に部門横断で編集チームを組織し、ESG関連記事の作成を通じて社内コミュニケーションを活性化する支援もしている。
「オウンドメディアの作成は、社内に散らばっている情報を取りまとめ、部門間の相互理解を促進します」と松本氏。海外にも情報発信したい場合には、32言語に機械翻訳する機能も付けられる。「記事のPV数が伸びれば、読み手と共に商品開発の座談会を行う、読者コミュニティをつくってマネタイズするなど、目的に応じて発展させられるのがオウンドメディア。ESG発信を起点に、ステークホルダーとの関係構築の強化に取り組んでみてほしいです」。
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