今やあらゆる企業がサステナビリティをうたうように。その結果、誠実に取り組んでいることを誤解なく伝えることが逆に困難にもなってしまった印象だ。一方で、真偽を見抜くプロである記者は企業のメッセージの例えばどこを見ているのか。各メディアの編集長陣に忌憚ない意見を聞いた。
──企業にとって、脱炭素化をはじめとするサステナビリティの流れは、どのように変化していると感じていますか?
伊藤:「脱炭素」というテーマだけでも、この2年ほどで大きな移り変わりがあったのを感じています。
当メディアとして“注力すべきテーマ”として認識したのが2020年12月。風力発電のベンチャー企業であるチャレナジーを「ビヨンドミレニアルズ」という私たちが...
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