RE100に加盟し、環境と調和するまちづくりを進める東急。生活者に身近な鉄道事業において、日本初の事例を発信し、「脱炭素・循環型社会」を重視する経営姿勢を印象づける。
環境ビジョンを策定し、自社の方針を社外に示すことは、脱炭素社会の実現に向けた大きな一歩となる。だが、ビジョンよりも、それに紐づく具体事例があったほうが、ステークホルダーの納得感が高まることは明らかだ。画になる施策があれば、メディアもより取り上げやすくなる。
タイミング計り、関心を最大化
2022年3月28日、東急は環境系のリリースを3本同時に配信した。
ひとつ目は環境ビジョン策定の公表。2つ目は、日本初の事例の発表。環境ビジョンの具体策として、全路線の...
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