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スポンサーシップ未来予想図

ベルギーのeスポーツ振興とProximusのブランディング戦略

山口志郎(流通科学大学)

社会における、より良い自社の在り方を考えるにあたり、スポーツ・スポンサーシップを、今どのように活用できるのか。今回はeスポーツに迫ります。

ベルギーでは、テレワークやリモート教育などオンライン化が急速に進んでおり、eスポーツへの注目度が高まっています。ベルギーでのeスポーツ普及率は27%で、16歳から65歳までの人口の内12%がeスポーツの定期的な消費者と言われています*1。他の欧米諸国に比べeスポーツ人口や認知度の面で遅れを取っているものの、この2年でeスポーツの普及率が2倍になったことを考えると、今後の成長が期待できます。

*1 Deloitte(n.d.). During the COVID-19 pandemic, esports gained reach and awareness as 57% of the Belgian audience watched esports for the first time in 2020 or 2021. Press release.

首都ブリュッセル、ベルギー北半分のオランダ語圏フランデレン地域、南半分のフランス語圏ワロン地域の3つに連邦構成主体が分かれ、eスポーツ振興もそれらの地域や言語ごとに統括団体が異なっており、国レベルでeスポーツを束ねる形でベルギーeスポーツ連盟(BESF)がその役割を担っています*2。BESFは、国内外のスポーツ競技団体や文化団体と連携しながら、eスポーツイベントの主催やプレイヤー、指導者の育成を行っています。

*2 今回の記事作成に際し、インタビューにご協力頂いたベルギーeスポーツ連盟副会長(ブリュッセル・ワロン地域担当)のSamy Bessi氏、Proximusコンテンツ戦略
・事業開発マネージャーのBruno Bouniton氏、そしてブリュッセル自由大学身体教育
・理学療法学部プログラムディレクターのJos Verschueren氏に感謝申し上げます。

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