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地域メディアの現場から

岡山・香川の地元企業を応援!魅力発信には広報の提案力が鍵

テレビせとうち(TSC)『プライド せとうち経済のチカラ』

ローカルで人気のテレビ番組や地元情報をきめ細かく伝える新聞・雑誌の編集方針や人気の秘密、つくり手の考え方を紹介します。

    テレビせとうち(TSC)『プライド せとうち経済のチカラ』
    放送開始 2018年4月
    放送日 毎週日曜 12時~12時30分
    放送エリア 岡山県、香川県
    制作体制 プロデューサー1人、総合演出1人、ディレクター5人
    出演者 春風亭昇吉、東條麻依子(テレビせとうちアナウンサー)

    人気のコーナー

    アプリで暮らしにワクワクを 地域に元気を(2021年9月19日放送)
    システム開発のピープルソフトウェア(倉敷市)を特集。県内約600店の情報やクーポンをまとめた地域密着アプリの開発背景や社風に迫った。

    コロナ禍でも動じない!町工場の“販路開拓術”(2021年6月13日放送)
    精密プラスチック、制御機器などを開発・製造する御津電子(岡山市)。自社ウェブサイトやブログをフル活用して情報を発信するなど、町工場では異例ともいえる新規顧客獲得方法を紹介した。

    自然の麹を追求 信用力で勝負(2021年5月23日放送)
    麹や味噌の製造・販売を行うまるみ麹本店(総社市)。2018年の西日本豪雨で被災した際、顧客の信頼を得ていたことが復興の支えになったという独自の事業継続計画(BCP)戦略を伝えた。

『プライド せとうち経済のチカラ』(せとうちテレビ)は、岡山・香川の地元企業の優れた取り組みから新たな時代を生き抜くヒントを探る地域経済番組だ。

地元の中小企業を応援する「地域経済応援隊」という側面と、視聴者に対しては「地域への誇りを持ってもらいたい」という2つのコンセプトのもと、2018年4月の放送開始以降150もの企業などを取り上げてきた。

ターゲットは、働き盛り(30~40代)のビジネスパーソンの男女のほか、20代やリタイア層、就活生まで幅広い年代が視聴している。

最前線の地元企業を選定

MCを務めるのは、岡山県出身で東京大学経済学部卒の落語家・春風亭昇吉。毎週、スタジオでは経営者らの信念(=プライド)に迫り、ビジネス成功の秘訣を紐解いていく。番組終盤の「昇吉の視点」コーナーでは、取り上げた企業から得た学びを、ダジャレを交えながらユニークにおさらいする。

番組総合演出の有信由美子氏は「『昇吉の視点』は、視聴者の方にとって、今後の経営のヒントになったり明日からの仕事も頑張れたりするように、昇吉さん・スタッフ一同、毎回熱心に議論し、力を注いでいます」と語る。

取り上げる企業の見つけ方は主に3つ。ひとつ目は、出演した経営者からの推薦。2つ目は、経済産業省が選定している「地域未来牽引企業」や「はばたく中小企業・小規模事業者300社」のリスト、新聞の地域経済の特集などから最前線で活躍する地元企業を選定する。3つ目は、岡山・香川両県の中小企業家同友会の事務局からの紹介などだ。

「(これら3つの方法を通じ)お金儲けだけでなく『地域や社員、良いものづくりのために』という志を持っている会社を見つけるようにしています」。

関連書籍を数冊読み込んでから本番に臨むというMCの春風亭昇吉。番組終盤で学びを総括する「昇吉の視点」は名物コーナー。

顧客も取材し視聴者理解へ

多種多様な...

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