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メディアの現場から

エレクトロニクス業界の専門紙『電波新聞』の編集方針は?

『電波新聞』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『電波新聞』メディア事業本部DATA

  • 部数:29万5000部
  • 発行:日刊(土、日曜、新聞休刊日、臨時休刊日は休刊)
  • 購読料:1カ月5143円(税込み)
  • 創刊:1950年
  • 形態:ブランケット判
  • 業種別読者層:
  • エレクトロニクス業界の専門紙としてその最新情報を伝えるのが『電波新聞』。製造から卸、小売、流通の動きまでをカバーする。

    同紙の1面トップ記事は社会動向をテーマに関連各社の商品や施策をまとめて扱うことが多いのが特徴だ。例えば2021年12月2日付では「事務機各社 企業の課題解決に照準」と題して各企業のデジタルトランスフォーメーション策を報道する。事務機各社の策をまとめ、図にして報じた。同日付では家電量販最大手ヤマダホールディングスの新業態店の戦略も伝えた。同8日付トップは世界の半導体市場の中長期的予想を詳報している。

    「動向を扱う場合、報道資料とともに業界推移数字を示すデータなどがあると記事執筆の背景資料として役に立ちます」と同紙メディア事業本部長報道部長の水品 唯氏は語る。

    「開発のキセキ」はメーカーの新商品開発にスポットをあて、1商品を3日連載で紹介する企画。同年10月には6年の歳月をかけて開発し発売前に想定の2倍を超える注文が入ったコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」を取り上げた。その企画スタートから市場投入までを描いている。

    渋みや雑味を消すため抽出後にお湯を足す「バイパス注湯」や、ハンドドリップのようにコーヒーを入れる様子が見える構造を取り入れるなど各部にこだわりぬいたと開発担当者が話す。「この種の記事は取材先に喜ばれるとともに、弊紙読者の一方の中心である流通業関連の方にも、販売のヒントになると歓迎されます」と水品氏は明かす。

    12月15日付にはソフマップの中阿地信介社長のインタビュー記事が載った。スマホを通じてデジタル家電などを買い取るサービス「ラクウル」について...

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