コロナ禍でも情報を届け続ける仕掛けとは?〜広報の活動調査2021 メディア対応編
広報会議では「企業の広報・PR活動に関する調査 2022」と題したアンケート調査を実施。113社に回答してもらった。その結果を、メディアリレーションズや社内広報など、様々な広報業務のうち、2022年注力したい広報活動をランキング形式で発表。一位は「メディアリレーションズ」だった。コロナ禍で希薄化しがちだが、SNS経由の取材獲得も。ニュースバリューを高める切り口から広報計画を練り直したい。
戦略思考でつくる 2022年の広報計画
広報会議では「企業の広報・PR活動に関する調査 2022」と題したアンケート調査を実施。113社に回答してもらった。本稿では業務委託に関して調査。PR会社に委託する企業は35.4%(前41.0%)。委託業務ではリリース配信やクリッピングなど、作業的な業務の割合が高い結果に。外部委託は自社にはないリソースの活用メリットはあるものの、実践においては課題も浮き彫りになった。
▶事業PRは社内のメンバーが汗をかいてやるしかない、と感じている(IT・情報通信/500~1000人未満)
▶現在のPR会社とは2年目。当社への理解の形成や提案に力を入れてくれている。過去の契約企業と比較して最もコストパフォーマンスがよくメディアとのつながりも幅広いため満足している。強いて言えばウェブメディアには強いがテレビ、新聞関係のつながりが弱い(IT・情報通信/50~100人未満)
▶こちらの意図に合致する企画提案がいただけない(化粧品/1000人以上)
▶大抵の委託先は...