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SDGs実践ノート

社会課題を『身近な悩み』に 置き換え食品ロス解決に

エスビー食品

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

「SPICE&HERBシーズニングで食材使い切り1週間献立」施策は、ウェブ上での展開ほか、リーフレット(写真)も店頭で配布。

1923年に日本で初めて純国産カレー粉の製造に成功し、日本のカレー文化発展に貢献してきたエスビー食品。重要な社会課題のひとつである「食品ロス削減」に対し、商品パッケージの改良により賞味期間を延長するなど、事業を通じてSDGsの達成に寄与することを目指してきた。

10月の食品ロス削減月間に合わせ、家庭での食品ロス削減につながる情報発信を強化。コロナ禍でまとめ買いをする人が増加する中、「残してしまいがちな食材や、野菜の皮・切れ端まで、余すことなく使い切る」をコンセプトにした「SPICE&HERBシーズニングで食材使い切り1週間献立」をレシピサイトNadiaで公開した。

これは、調味料不要で本格的なスパイスとハーブの香りが楽しめ、味付けが簡単に決まる商品「SPICE&HERBシーズニング」を使用した献立をNadiaの人気料理研究家3人が考案。食材を使い切ることはもちろん、日々の献立を考える負担や、味付けのマンネリ化などの悩みも解消できる企画だ。

さらに、10月1日には特設サイト「食材救出大作戦」をオープン。「食材を美味しく救出」を...

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