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担当者が語るIRの現場

ヤマハのIR、社会動向に合わせた発信でエンゲージメント向上

ヤマハ

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

ステークホルダーから高い評価を受ける「ヤマハグループ統合報告書2020」。IR室と経営企画部が共同で制作。

ヤマハは、1887年に創業者・山葉寅楠がリードオルガンの修理をきっかけとしてオルガン製作に成功したことから始まります。以来130年以上にわたり世界最大の総合楽器メーカーとして、また業務用音響機器、オーディオ機器などの音・音楽・音響に関わる事業からネットワーク関連機器、半導体を中心とした部品・装置事業に至るまで、幅広く、グローバルに事業を展開しています。

2000年に専任スタッフを置きIR活動を本格的にスタートさせ、株式持ち合いの解消進展、外国人投資家のウェイト上昇、サステナビリティへの意識の高まり、新たな規制や指針の導入などその時々の環境変化に柔軟に対応し、活動を充実させてきました。現在は担当取締役の下、IR室として本社(静岡県)2人、東京事業所2人の4人体制で活動しています。

IR室では「資本市場との対話の質向上と多様な株主構成の実現」を中期的な重点テーマに掲げ、統合報告書の発行による企業価値・中期経営計画進捗の伝達にも取り組んでいます。

新型コロナ感染症の拡大で...

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