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社内報のつくり方

派遣のイメージを変えたい アウトソーシングテクノロジーの社内報

アウトソーシングテクノロジー

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はアウトソーシングテクノロジーの社内報制作の裏側に迫ります。

アウトソーシングテクノロジー『OSTech MAGAZINE』


エンジニア派遣などの人材サービスを行うアウトソーシングテクノロジーの社内報が『OSTech MAGAZINE』。エンジニアは派遣先企業で日々勤務しているため、同社への帰属意識が高まりにくい。従って、会社と社員の結びつきを担う社内報の役割は大きい。

同社執行役員 人財戦略本部長 兼 広報ブランディング室長の山根弘行氏は「正社員型派遣では技術があればプロジェクトを渡り歩けます。エンジニアの仕事のかっこよさを打ち出し、派遣のイメージを変えることが制作目的です」と話す。タブロイド判で社員一人ひとりを見開きスペースで大きく紹介する。

2021年2月発行号では、派遣としてメーカーに赴き、足かけ24年ノートパソコンの開発を担当するベテランエンジニアが登場した。アウトソーシングテクノロジーには2010年入社。彼が開発したマシンは大ヒットし、メーカーから正社員にならないかとの声もかかったが、彼はこの働き方が性にあうと語る。山根氏は「エキスパートやマネジメントクラスの方に登場していただくことで派遣の働き方に誇りを持ってもらいたい」と言う。同じ派遣先に同社の先輩がいないことも多く、社内報から将来のキャリアプランを描いてほしいとの意図もある。

2020年10月発行号では、不動産の営業職からIT未経験で同社に転職し半年の女性が登場。設備工事会社で通信回線を5Gに切り替えるプロジェクトで、作業員の通信基地への出入り管理を担当する。彼女は「何かひとつの分野でも技術力を身につけて頼られるエンジニアに成長したいです」と語る。

登場社員は特集テーマごとに文体を変えて描写する。例えば、先のベテランエンジニアは三人称、フルネームで呼び、ヒーロー感を訴求する。これに対して同社に転職して半年の女性を描く際は、本人が「ですます」調のモノローグで語り、読者の...

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