2019年社名変更を行ったシーユーシー(以下、CUC)。2019年、ヘルスケア全領域へ拡大・成長し、当初掲げたビジョンの枠に収まりきらないという課題感からグループ含めたリブランディングが行われた。効果が表れているというリクルーティングへの影響、専門スタッフが内製する広報ツールについて聞いた。
DATA | |
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人事総務部 広報PR | 4人(グループ:10人) |
従業員数 | 349人(グループ:1902人) |
キーワード
#医療経営支援 #ヘルスケア #社名変更 #理念策定 #リブランディング #動画活用
当初、在宅医療の経営支援からスタートしたCUC。設立5周年を迎えた2019年、事業のさらなる拡大や今後のグループ全体の成長を見据え、「エムスリードクターサポート」から社名を変更した。
「会社が成長していく中でドクターサポートという名に事業領域が収まりきらなくなっていたこと。またそんな会社の急拡大にともない、求心力が薄れていく、そんな感覚がありました。ミッションである『医療という希望を創る。』を軸に、ヘルスケア領域で幅を制限せず、新しい挑戦がしやすいブランドをつくるため、当社のスピリット『Change Until Change(変わるまで、変える)』の頭文字をとった社名に変更し、グループ各社のブランド統一を実施しました」。広報担当の青木昂彦氏はそう説明する。
一貫性を持たせた発信が鍵
発表、浸透施策としては、「動画」を活用している。半期に一度の全社イベント「CUC DAY」の中で、自分たちの価値を考える動画を毎回制作。理念や行動指針を体現する従業員にインタビューを実施し、エモーショナルに伝えている。社名変更時には、コーポレートサイト、採用サイトもリニューアル。また、フィロソフィーブックなど、ブランドツールも制作した。
同社ではディレクター...