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担当者が語るIRの現場

2年で個人株主は3倍へ カンロのIRの現場

カンロ

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

『Kanro Annual report 2020』。同社が発売する「金のミルク」がプリントされた保冷バッグの中に入っているという独自性などが評価され、アニュアルレポートアワード「International ARC アワード2021」6部門で「Gold」受賞した。

カンロは1912年の創業以来、100年以上にわたって「糖」の持つ可能性に向き合ってきたキャンディメーカーです。社名の由来にもなった「カンロ飴」や「金のミルク」「ピュレグミ」などを販売しています。

「ハードキャンディ」「グミ」「素材菓子」の3分野で事業を行っており、ハードキャンディ市場ではシェアNo.1、グミ市場ではシェアNo.2の企業です。

* インテージSRI+®、キャンディ市場、2020年1~12月計、形態別カンロ販売金額シェア

「キャンディNO.1企業」を目指し、「成長戦略」と「経営基盤の強化」に取り組み、製造ラインの増設によるグミの販売増加などにより業容拡大をしました。2020年からはコロナ禍で当社の事業は影響を受けていますが、このような状況の時こそ、経営の進むべき方向を示す必要があると考え、2030年へのビジョン「Kanro Vision 2030」を本年発表しました。

Vision達成に向けた経営基盤強化施策の一環でIR活動を本格的に始めたのは...

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