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長寿企業の極意・周年イヤーの迎え方

自分が店舗の広告塔に!? AMUが目指す新しい思い出とファンづくり

JR博多シティ

社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学びます。

10周年のプロモーションビジュアルは、テナントの従業員24組と一般募集の100組を起用。施設内サイネージやポスターとして掲示された。

開業10周年を迎えたJR博多シティ。同施設のイメージキャラクターには、これまでウルトラマンなどの人気キャラクターや、ベッキー、亀梨和也などの著名人が起用されてきた。

しかし、10周年では、テナント従業員、一般のお客様を主役に据える。

周年を統括した営業部 販売促進課の古賀綾子氏は、「2020年はコロナ禍での休業など、大変厳しい年でした。そこで出てきたのが足元客に弱いという私たちの現状。空港に近く、海外のお客様やビジネスパーソンに多くご利用いただいていた施設です。しかしコロナ禍でこれらの方々の来店が見込まれない状況になったとき、“より地元に愛される”施設にしていく必要性を感じました。当初は大型イベントやタレントを起用した企画も考えていたのですが、打ち上げ花火的なものではなく、改めて足元客に目を向け、感謝を伝え、地元の憩いの場として思い出してもらえるきっかけづくりにできればと考えました」と説明する。

JR博多シティの顔に!

10周年ビジュアルイメージは、一般のお客様、テナントの従業員から募集した。2021年夏から1年間、一般のお客様100組をモデルとして起用。プロのカメラマンが撮影した写真は、実際に施設内サイネージなどプロモーションに使用されている。

「同施設との思い出とともに応募してもらい、その思い出を『~なあなた』というコピーに落とし込んで、ビジュアルに入れています。応募者に連絡し、コピーライターとともに考えていくフローも100組全員に取りました。例えば、『10年で、店長にもパパにもなったあなた。』というコピーとともに、お子さんと従業員2人の写真や、『恋人とも、夫とも、息子とも、ここでデートしたあなた。』というコピーとともに、家族3人で駅前を歩いている写真など...

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