日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

SDGs実践ノート

ガラスびんメーカーがSDGs起点で野菜の生産事業に参入!

日本山村硝子

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

「きらきらベジ」の商品のひとつ『きらきらケール』。「目の調子が気になる方へ」など、高い栄養価を含有していることがアピールポイントだ。

日本山村硝子は1914年に兵庫県西宮市で創業、100年以上の歴史を持つガラスびんメーカーだ。「循環型社会の実現に貢献する」という精神のもと、ガラスびん製造を事業の柱として歩んできた。

一方で、約30年前をピークにガラスびんの需要は減少。そのような中、既存事業とは異なる分野の新技術を開発するための研究開発センターを2007年に設立。「安心・安全」「環境」「サステナブル」をキーワードに新規事業を展開した。そのひとつが植物工場野菜の事業だ。

2018年から「きらきらベジ」というブランドで百貨店や関西のスーパーを中心に販売開始、2020年3月からはネットショップも開設した。完全閉鎖型植物工場では日本初となる機能性表示食品の届け出を行った『ぎゅっとルテイン きらきらケール』はじめ5品目が商品化されている。

ガラスびんづくりと野菜づくりとでは...

あと68%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

SDGs実践ノート の記事一覧

ガラスびんメーカーがSDGs起点で野菜の生産事業に参入!(この記事です)
住友林業 SDGsを事業と一体化で推進 本気度示し、大賞受賞!
地球の健康についても目標を発表し、積極推進
マテリアリティを2種類設ける 凸版印刷のSDGs
パーパス起点に7つの重点領域担う体制づくり
ボトラー各社と共通の課題定めワンボイスでSDGsを推進
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する