PR施策を考える上で押さえておきたいのがメディア側の思考。今回は4媒体の責任者に2021年注目のキーワードを調査。各媒体が求める情報も聞いているので参考にしてもらいたい。
このコーナーの読み方
①媒体名
②2021年に到来すると思うキーワード
※潮流、人物、現象などジャンル問わず3つ
③2020年に反響のあった記事
④企業からの情報発信で上手いと感じたもの、または情報提供したいと考えている広報担当者に向け一言
⑤回答者プロフィール
①『毎日新聞』
②2021年注目のキーワード
●カーボンニュートラル
●電気自動車(EV)
●ワーケーション
③人気コンテンツ:「日銀若手記者が直撃 コロナ対策で借金増加、いいの?」
公開月:2020年9月
コロナ対応で政府が巨額の財政出動を行い借金を膨らませている現状について、日銀担当記者が「本当に大丈夫なの」と素朴な疑問を日銀幹部やアナリストに直撃するという3回の企画。ウェブを中心に反響が大きく、寄せられた読者の質問に答える番外編も複数回掲載した。
④時代性やストーリー性のある情報を求む!
新聞社もデジタルシフトを進める中で、読者の心に深く刺さるような斬新なコンテンツづくりを目指しています。広報の皆さまには自社商品やサービスに関して、より時代性やストーリー性を意識した情報提供をお願いしたいです。
⑤

毎日新聞社
経済部長
平地 修(ひらち・おさむ)氏
1992年毎日新聞入社。福岡、熊本支局などを経て2005年東京経済部で金融、経済産業省、財務省などを担当。2011年10月から3年間、ワシントン特派員。副部長を経て2020年4月から現職。
①「東洋経済オンライン」
②2021年注目のキーワード
●「過剰」からの撤退
●DtoC&PtoC
*Direct to Consumer、Person to Customerの略。
●風の時代
*物質的な充実ではなく、知性・情報・繋がり・思考を重視する時代。
③人気コンテンツ:「新型コロナウイルス国内感染の状況」
公開月:2020年2月から随時更新
各種コロナ感染データをビジュアルで見せる取り組み。専門データの扱いに評価をいただき、Twitterで芸能人の方にリツイートされ拡散されるなど、想像を超える読まれ方をした...