固定観念を揺さぶることで新しい企画を生み出そう!
商品・サービスのコミュニケーションにおいて、社会との接点を考える視点は欠かせない要素だ。本稿では、従来の「固定観念」を揺さぶり、今の社会にマッチした価値観を生み出すポイントを解説。広報・PRを行う上での新しい企画発案の参考にしてもらいたい。
ニュースバリューを高める! 企画・発想
メディア側のデジタル化が進み、AIでのリリース管理もなされるようになってきた。そうした変化に応じて、PR企画をメディアに発信する際、“選ばれる”ためのポイントをSEOに詳しい筆者が解説する。
デジタル化が進んだ今、記者(メディア)がネタ探しをする際に、ネット検索は重要なツールのひとつです。リリース配信サイトや、さらに最近ではメディア独自に導入したリリース分類システムにも、検索エンジンが使われています。これまでは人力で一つひとつ確認されていたものが、「検索」で選ばれなければ、目にも留まらない、ということが起きうる時代なのです。
そんななか、企業の広報担当者がメディア掲載を獲得するためには、Googleやヤフーなどの検索エンジンの検索結果ページで上位表示することを目指すことが有効です。そのために必要な技術こそがSEOです。
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、直訳すると「検索エンジン最適化」のことです。
日本国内の検索エンジンのシェア(PC版)は、「Google」が78.6%、「Yahoo! JAPAN」が12.23%、「Bing」が8.69%です(2020年12月時点StatCounter調べ)。「Yahoo! JAPAN」の検索エンジンは「Google」の検索エンジンを利用しているため、実質的なGoogle検索の国内シェアは90.8%もあり、検索エンジン=Googleと言ってもいいほどです。
どんなに有益で素晴らしいリリース記事を書くことができても、それだけではGoogle検索で上位表示できません。現在では、メディア側のリリース管理もAI化が進んでいると聞きます。今回は、広報担当者がリリース作成において、Googleやヤフーなどの検索エンジンで上位表示するための...