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オウンドメディアの現場から

コロナ禍にもマッチしたコンテンツ 自転車通勤で心身ともに健康に!

シマノ「マインドスイッチ」

自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。

DATA
URL https://bike.shimano.com/ja-jp/mindswitch/
開設 2017年8月
所属部署(うち担当者数) 管理本部 企業文化コミュニケーション部 文化推進課
編集長 阿部竜士氏
コンセプト 自転車で通勤する人々の心身のメンテナンスに貢献する
編集体制 社員編集者1人、協力会社から2人。両者による月2回程度の打ち合わせを経て企画素案を固めた後、記事の制作を依頼している。
更新頻度 週1~2回

自転車部品メーカーのシマノは2017年、「自転車通勤を通じて、心も身体も健康になってほしい」という想いを込め、オウンドメディア「マインドスイッチ」を開設した。

開設の背景はこうだ。同社で自転車の健康効果を検証するため自転車通勤モニターを実施したところ、自転車通勤が習慣化して、参加者の心身が健康になっていくのを見ていて、「通勤時間の有効活用」を閃いた。

同社管理本部 企業文化コミュニケーション部 文化推進課 課長の阿部竜士氏は、「モニター参加者の方々が健康的な生活に目覚めるのを見て、運動不足を感じる方々に自転車通勤で身体を積極的に動かしてもらえれば、と思いました」と振り返る。自転車通勤がいかに身体のみならずメンタルヘルスにも有用か、などを伝える「マインドスイッチ」はこうして生まれた。

初心者向けコンテンツを充実化

記事制作の際は、編集会議で全体の企画を決めて執筆を依頼。自転車の健康効果に関する情報はシマノでの研究成果を活用する。1カ月に1~2回の編集会議で記事の企画出しや方向性の擦り合わせを行う。

ターゲットは自転車通勤をこれから始める人、始めたばかりの初心者。自転車レースや長距離ツーリングなどコアファン向けのコンテンツは扱わず、正しい自転車の乗り方や交通安全に関連する内容など、基本でも案外知られていない情報に絞って発信している。

企画の方向性として、阿部氏は3つの柱を立てている。ひとつ目は、自転車通勤を始めたばかりの人が必ず知りたいと思う内容。例えば、安全に自転車通勤をするコツや...

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