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SDGs実践ノート

ボトラー各社と共通の課題定めワンボイスでSDGsを推進

日本コカ・コーラ

SDGsはコーポレートブランドの確立に欠かせない共通言語。広報担当者が社内外に向けて発信するためのヒントを探ります。

2020年3月から展開している「い・ろ・は・す 天然水」の100%リサイクルペットボトルの取り組みを伝える広告クリエイティブ。

米国のザ コカ・コーラカンパニーの日本法人である日本コカ・コーラ。「廃棄物ゼロ社会」を目指すグローバルプランに基づき、2030年までに使用済みのペットボトルをリサイクル処理し、再びペットボトルに戻す「ボトルtoボトル」の割合を90%にするなどの目標を掲げている。その一環として、2020年3月には100%リサイクルペットボトルの「い・ろ・は・す 天然水」を発売。事業を通じ、SDGsに着実に貢献している。

日本のコカ・コーラの事業は、日本コカ・コーラが企画や研究開発、マーケティングなどを行う一方、商品の製造・販売などは全国のボトラー5社が担っている。こうした独自の組織体で、より一丸となってサステナビリティ活動を推進していこう、との声の高まりから2020年7月、全社共通の目標を定めるに至った。さらに日本コカ・コーラに専門部署を立ち上げ、ボトラー各社とより連携した活動が可能となった。

この動きの背景を、日本コカ・コーラの田中美代子副社長はこう語る。「日本コカ・コーラがグローバルプランに基づき…

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